京都ご利益べんり帖

コロンとして可愛らしい姿の毘沙門天が届けてくれるおみくじ。

毘沙門天様みくじ

 「毘沙門天様みくじ」は、七福神の一神で知られる毘沙門天をモチーフにしたおみくじです。
 臨済宗建仁寺派の大本山・建仁寺の塔頭の一つである両足院の境内には、毘沙門天をまつる毘沙門天堂があります。こちらの毘沙門天(秘仏)は、もとは鞍馬寺の毘沙門天像の胎内仏でした。しかし織田信長の比叡山焼討ちの際、鞍馬の僧が室町将軍家の茶の師匠であった比喜多養清の家に預け、その後、比喜多家と交流があった黒田長政が関ヶ原の合戦の出陣の際、この像を兜に忍ばせ戦ったところ勝利。以来、黒田家では「霊験あらたな仏像」として大切にされてきました。明治10年ごろ、縁があり両足院に寄進され、毘沙門天堂で大切におまつりされています。

 「毘沙門天様みくじ」は、両足院で大切にまつられている毘沙門天にちなみ作られたものです。「毘沙門天様みくじ」の毘沙門天は、コロンとして可愛らしい姿をしています。

  • 名称:
    毘沙門天様みくじ
  • 寺社名:
    両足院
  • 住所:
    京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町591
  • TEL:
    075-561-3216
  • 拝観時間:
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  • 拝観料:
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  • HP:
    両足院
  • アクセス:
    市バス「東山安井」徒歩約5分
    京阪本線祇園四条駅 徒歩約7分