受験前夜の夕食と当日の朝食のポイントを紹介します。

受験前夜の夕食&当日の朝食について

 受験前夜の夕食と当日の朝食は、消化吸収が良く、ゆっくりとエネルギーになるものを中心とした食事をしましょう。
 ”ゲンを担いでトンカツ!”という方もいらっしゃると思いますが、栄養学的には、たっぷりと含まれた油は胃に長く留まることから、脳に血液が回りにくくなり、脳への栄養補給が不十分になってしまいます。なのでお勧めできないのですが、どうしてもゲン担ぎに食べたい方は、油で揚げるのではなく、オーブンで焼くのがいいと思います。
 また試験当日は、消化にかかる時間を考え、試験開始の3時間前に食事を済ませるようにしましょう。緊張をするとさらに消化や吸収能力が下がってしまいます。
 揚げ物や生もの、普段から食べ慣れていないものは、腹痛を起こしたり、お腹を崩してしまう可能性がありますので、ご注意ください。

試験会場に持っていくとよい食べ物

  • ガム
    噛むことで脳に刺激を与え、脳の活性化を促します。
  • 温かいお茶
    リラックスできます。
  • チョコレート
    短時間で脳にエンジンをかけたい時にピッタリ!休み時間に一口食べると効果的です。
  • バナナ
    バナナには様々な糖質が含まれており、それぞれに消化吸収にかかる時間が異なります。短時間でのエネルギー補給ができる上に持続性もあり、小腹がすいた時の食べ物として最適です。